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同人サークル「丁字屋残党」主幹です。

基本はなつかしモノ好き中年オタ。ゲームやらメガネっ娘やら特撮やら時代劇やら色々好きです。あと「スクールデイズ」好き。

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47:さらば『必殺仕事人2009』

2009/06/27 (Sat) 13:31
ついに最終章前後編も放映されました。
というわけで最後の感想ブログ。

まずは・・・

21話「最終章・仕事人狩り」 

中盤では、「めざし齧ってろ」と言われて「そこまで落ちぶれたくねえや」と毒づく涼次に「大きなお世話だ」と怒る(?)主水がとりあえずツボ。

師を殺され、仕事人狩りの名目で仕事人の冤罪を被らされた罪の無い人間が殺されるのを眼前に、仕事人である己を見失いかける小五郎、憎まれ口を叩きながらもそんな小五郎を心配する匳と涼次、敢えて(であろう)言葉を発せぬ主水。緊張感あふれる状況下でのそれぞれのキャラの描写・・・いいね♪
クライマックスはもう一つの謎の仕事人グループ乱入による乱戦でカオスとなる戦場・・・予想外の展開に観ているこちらのテンションも上がりっぱなし。

お菊を逃がすために乱戦の中に躍り出ていく涼次。・・・それは間違いなく死を覚悟してのもの。
荒野の果てにインスト~ED主題歌をバックに己の獲物、お菊から預かった仕込み扇子、敵から奪った刀と武器を持ち替えながら舞うように戦う涼次の姿には、最後までかっこつけようという彼の意地を感じさせ、そんな風にしてしか生きられない男の凄みと悲しみを醸し出す。
そしてお菊から次第を聞き、死地にいる仲間のことを思い立ち尽くす4人の漢たちというクロージング。
うおおおおおおおおぉぉぉぉ!
なんという引き! なんという燃えるシチュエーション!
コレに燃えなきゃ必殺ファンじゃねえ!

と、これが21話視聴後の感慨。いや、本当クライマックスではマジ泣きしそうでした。

そして・・・

最終話「最後の大仕事!!」 
微妙にいやな記憶を呼び起こすサブタイであるw

えー、実は21話は興奮しながらも、オヤッ?と思う点がありました。
涼次は『2009』の開幕SPで玉櫛を守れないことの悔恨を背負い、だからこそその妹の如月にだけは守りきろうと心に決めていたはずだ。その思いの強さは、第10話での如月を守るために衆人環視の中で得物を振り回してしまう不覚な行動からも裏付けられる。
だからこそ彼が最終的に窮地に陥るのは、如月を守るためであるべきであり、そうあってこそシリーズを通しての彼のドラマが収束されるはずであると、自分はそう思っていました。
だからこそ21話で彼が窮地に陥るのがお菊を助けるためという展開には、(アレはアレで感動したけど)アレッ?と思わせられたのでした。

そんな思いがあったからこそ今回、捕まった如月が涼次の前に連れてこられ彼の眼前で拷問を受け始めた時、自分の脳内には――
如月の目の前で自害する涼次→如月はとりあえず再び仕事人が襲撃した時の為にとりあえず生かされる→最後の仕事~如月は助けられ、涼次は、如月を守りきるという(シリーズを通しての)目的と、裏稼業のことを黙り通すという双方の目的を貫き通して死んでいくことができたのであった! そしてまるで満足したかに用に笑っている涼次の死体を取り囲む仕事人たち!! ちゃ~ん♪
――という、凄絶かつ悲壮な展開が予測、かつ期待されたのでありました。

しかして実際は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あるぇ~~?

予想外の純ハッピーエンド?!

いやいや、コレはコレでまあよかったとは思いますよ。
別に涼次に死んでほしかったというわけでもないし、ともあれ視聴中はずっと、次はどうなるかとずっとどきどきして観てましたから。

激情を押し殺しつつ激しい殺陣を見せる小五郎はやはり往年の主水を彷彿させました。

大河原同心はやや唐突な感もあったけど、同心なんかやってられるかと叫びながら理想のために仕事人になろうとしてアッサリ死んだ彼は、同心という職にしがみつきながら、悪の上の悪としてしぶとく生き延びてきた主水(小五郎も?)の鏡とも言えようか。ほかの般若面も理想のために集った同志みたいなもん?

拷問で視力を失いぼろぼろになりながらの涼次の最後の仕事は凄絶。
あくまで如月に、涼次の殺しを見せない小五郎・・・・涼次が自分の殺しを彼女に見せたくないって気持ちをちゃ~んとわかってるのね♪
と思ったらラストでは視力戻ってる? でも荷車に乗ってるってことは半身に障害残ったか?
(しかしいかにも拷問のプロみたく登場した割に火野の拷問の説得力は弱かったというか、涼次は如月を救うために一度は口を割りかけたんだから、如月を重点的に攻めるだろ?普通? 目の前で指を一本一本切り落とすとかさ・・・。まあそうなったら本当に先述した自分の予測みたいな展開になりそうだけど・・・)
続編では如月の押す手押し車に乗って、鞭を使うおしどり仕事人で登場か?

EDで源太の登場はうれしい。
主水と渡辺嫁姑の顔合わせは初めて? せん不在が惜しまれる。
オーラスのBGM(仕掛人のアレ)www

あと、本最終回では、旧作末期シリーズ定番のほとぼりが冷めたらまた江戸へ・・という展開でもなく、「この仕事を最後にしばらくは・・・」とか「そろそろ潮時・・・」みたいな定番(?)な台詞も無くて、今後も裏稼業は続けていくってことなのかな?



最後に本シリーズを総括して敢えて言わせてもらうと、自分はこのシリーズは決して傑作だったとは言いません。

本作の弱点は、やはり主役たる小五郎を含めた若手キャラの(演技、描写双方の)薄さでした。そしてそう感じさせる最も大きな原因は、過去のシリーズでキャラが確立されている主水以外、どのような経緯で裏稼業に入ったのは無論、なぜ裏稼業をしているか、彼らを殺しに駆り立てているのは何なのかがさっぱりわからないままだったことで、唯一その辺がきちんと描かれていた源太が途中退場したのも皮肉でした。無論過去のシリーズでもそいういうモノが描かれないままな名キャラもいたけど、そこはそれ、その辺は役者の持つ濃いオーラが名キャラたらしめていたわけで、ジャニ役者もがんばっていたとは思うけどやはりそこまで濃いオーラを感じさせなかった(あくまで時代劇を、もしくは必殺のキャラを頑張ってらしく演じているという印象)。また、一部を除く脚本、演出もやはり全体的に詰めの甘さを感じさせました。
とはいえコレは過去の名シリーズと比べての感慨でもあって、一方でどこかで未熟な若者仕事人たちとそれを長い目で見つめ締める老熟した主水というキャラシフトが,かつてのシリーズに無い新鮮さも感じさせたし、薄いと言いつつそれぞれのキャラがシリーズを重ねる中で魅力を見せていくと共に、過去のブログで書いたように唸らせる回も多々ありました。

そしてやはり本作は近年のドラマ全体でも非常に楽しめるモノだったし、何より必殺として、必殺ファンを十分楽しませるに足る新作テレビシリーズでした。
もちろん自分も、十二分に楽しませていただきました。

この半年、いい夢見させてもらったぜ!!


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テーマ : 必殺シリーズ - ジャンル : テレビ・ラジオ


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