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31:『必殺仕事人2009』第12話&13話

2009/04/25 (Sat) 17:31
源太に代わる新仕事人登場を描く変則的な前後編

で、まず12話について――

前回の源太の死をさほど引っ張らないものの、墓前でのお菊と涼次の
「あの世もこの世と変わりないってよ」
「地獄もそんなに悪いとこじゃないって事か」
「この世が地獄ってことだよ」
って会話がよかったですな。

先が読めてしまうほどオーソドックスな脚本だが、小林捻侍、本田博太郎、松村雄基といった芸達者なゲスト陣がそれぞれのキャラをうまく演じて見応えを与えていた。
特に捻侍の演じる奉行の、権力者の位置から弱者をいたぶるのを愉しむ人物像は見ていてホントに憎らしくなる。逆に博太郎はムードのみが先行していていまひとつキャラの掘り下げが欲しかったところ。
あと、本来かなりの緊張感と工夫を要するはずの奉行所内での殺しがあっさりしてのけられたのは微妙。特に二人は刀で切られてるわけで、本来即座に一人ひとりの刀を改められて当然だし、だからこそ主水には「V」の頃の柄抜き刺し、小五郎には相手の刀を奪って殺すくらいの工夫を見せて欲しかった。それどころか小五郎があのタイミングで奉行所を出て行くのはやばすぎ。

・・で、最後の的は謎の人物に殺されたというオチで、結局その正体を引っ張ったまま新しい仕事人は12話ではまったく姿を見せず。


で、13話ですが――

例によって送り手側は事前に新仕事人の情報だしまくり。それでもネタばれをずっと避けてたのに、放映前日に何気に車中で聞いてたラジオに新仕事人・匳を演じる田中聖(無論その時点ではこちとらそんなこと知る由もなし)が出ていて坊主頭でかつての山崎努・緒形拳を意識したキャラだとか思い切り語ってくれました・・OTL
ほんとに油断のならん世の中ですよ

ただ、山崎・緒形のセンだと思って見ると、なんつうかこう「黄金の血」で朝吉を初めて見たときのような既視感が・・・いや、私は「黄金の血」の朝吉も好きですけどね(て言うか山崎努・緒形拳を意識したキャラだとか変に言わない方がよかったのでは?)。などと言いつつも田中は緒形を連想させるぎょろっとした目でいて、且つその目つきがどこか乾いていて結構いい感じ。殺しのシーンの飛び散る水滴も美しいビジュアルやオリジナル(?)イントロつき「新仕置人」出陣曲もよかった。
しかし登場早々に甘さを指摘される坊主頭キャラというのは初めて? 斜に構えているようで甘さを残す若者というのは涼次と被っている上、まだキャラをすべて出してるとも思えず評価は保留。しかし前回博太郎を殺した筋くらいはっちり語って欲しかった。

一方今回よかったのは主水!
匳を見逃した小五郎の甘さを、表層的には穏やかにしかし鋭く刺すように指摘し(「長生きできねえのはお前ぇさんの方じゃねえのかい」という台詞の直後に流れる仕置き人のテーマが泣ける!)、今回は絡みがないと思わせておいて最後の最後で匳に裏稼業の汚さを説くという、その底知れぬ怖さを醸し出す闇の世界の重鎮振りにしびれる。

あと今回は前回に続く求職ネタにして思い切り時事ネタながら、無宿者や夜鷹といった被差別者をきちんと被差別者として描いていて好印象。大量殺戮シーンも、画面がかなり暗くて実に怖さを感じさせた。
涼次と小五郎も回を重ねるごとに険悪になってる気がして、前回も書いたけど、回を重ねて仲良くなるのではなくむしろどんどん仲の悪くなる仕事人チームというのは新鮮。
ラストの渡辺家のコントはすごい久しぶりで微笑ましかった。
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テーマ : 必殺シリーズ - ジャンル : テレビ・ラジオ


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